日本防災士会長崎県支部公式サイト

降雪

降雪

普段雪が降らない地域に住んでいると、いざ雪が積もると「どう動けばいいのか」戸惑ってしまいますよね。慣れない雪道は、私たちが想像する以上に危険が潜んでいます。

今回は、雪道に慣れていない方へ向けて、降雪時に身を守るためのポイントをまとめました。


1. 路面が凍結する「サイン」を見逃さない

雪が止んだ後や翌朝は、路面が凍結しやすくなります。特に注意したいのが「ブラックアイスバーン」です。一見、ただ濡れているだけのように見えますが、実は表面が薄く氷に覆われています。

  • アスファルトが黒く光っている
  • 歩道橋や橋の上(地面の熱が伝わらないため凍りやすい)
  • トンネルの出入り口や日陰

これらは見た目以上に滑るため、細心の注意が必要です。

2. 雪道の危険性と対処法

【歩行時のポイント】

雪道での転倒は、骨折や頭部の打撲など大きなケガにつながります。

  • 歩き方: 歩幅を小さくし、足の裏全体を地面につける**「ペンギン歩き」**を意識しましょう。
  • 注意点: 両手をポケットに入れたり、歩きスマホをしたりするのは厳禁です。万が一の時に手がつかなかったり、バランスを崩したりして非常に危険です。カバンはリュックにするなど、両手を空けておきましょう。

【自動車運転時のポイント】

雪道での車の運転は、冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)を装着していても過信は禁物です。

  • 運転操作: 「急」のつく操作(急発進、急ブレーキ、急ハンドル)は絶対に避けましょう。ブレーキは早めに、数回に分けて踏む「ポンピングブレーキ」を心がけてください。
  • 視界の確保: 屋根に雪を載せたまま走ると、ブレーキ時に雪がフロントガラスに落ちてきて視界を遮ることがあります。出発前に必ず落としましょう。

3. 最大の予防は「出かけないこと」

いろいろな対策をお伝えしましたが最も強調したいのは、「不要不急の外出を控える」ということです。

雪に慣れていない地域では、立ち往生による車両火災や、慣れない除雪作業での事故、スリップした車に巻き込まれる事故が多発します。予報で大雪がわかっている場合は、無理に予定を強行せず、食料や備蓄を確認して家で安全に過ごす勇気を持ってください。

自分の身を守ることは、救助に関わる方々の負担を減らすことにもつながります。


タイトルとURLをコピーしました